Case study 導入事例
- 富士水質管理株式会社
- ビジネスの第一線で研鑽を積まれてきた方が講師であること
- さまざまな企業から同年代の方々が受講されること
- 新入社員研修
- 洗練されたオフィスでレベルの高い研修に参加できたことで背筋がピッと伸びるような緊張感を与えられた
- 実践を積んだ講師が体系立てて話してくれる、そこに価値を感じたので、来年も機会があれば参加したい
「起業経験のある講師に新卒研修をしてもらえるのが依頼の決め手でした」
富士水質管理株式会社は、関東甲信越で給排水設備・浄化槽の保守点検をされている会社です。創業50年、クライアントは7,000件を超え、大規模な商業ビルや空港、集合住宅を中心に、生活インフラの分野で事業を展開されています。
当社の研修をご依頼いただいた決め手や、ご見学された際の感想を取締役の白山 達也様にお伺いしました。
この度は当社研修をご依頼いただきありがとうございます。今回、他社様との合同で行う当社の研修をお選びいただいた決め手はなんでしたか。
白山:新卒研修の選択肢が多くある中で、今年御社の研修を選んだ理由は2つあって、
一つ目は、ビジネスの第一線で研鑽を積まれてきた淺場さん(弊社代表)が講師であるということ。ビジネス研修においては「何を語るかも大事ですが、誰が語るかが大きな価値」だと思っていたので、講師の経験豊富な実績やそこから来る説得力の強さが大きな決め手でした。
二つ目は、さまざまな会社さんから同年代の方々が受講されるというところです。当日は私も見学に伺いましたが、同年代の新人と一緒に活動する姿から、自社メンバーの強みや弱みが俯瞰的に見えたことは想定外の収穫でした。
確かに新入社員の方々を他社と比べる機会は、あまりないですね。
では、研修コンテンツについてもお伺いしたいのですが、内容はいかがでしたか?
白山:コンテンツは期待通りでした。限られた期間の中で必要なカリキュラムが揃っており、まるで「幕の内弁当的な」充実度だったと思いました。また、進め方の特色として一方的に聞いて終わりではなくて、積極的に学びをアウトプットさせる形式が重視されていたのが良かったです。こういった研修は途中で飽きたり、眠くなったりしてしまう傾向がよくあるので。
そうですね、いかに集中してもらうかという点も大事になります。コンテンツの難易度については、いかがでしたか?
白山:想定よりも皆さんの飲み込みが早くて、自分が同年齢くらいの時と比べても、しっかり理解もしていたように感じました。
研修後、ご参加された4名の方々に何か変化や効果は見られましたか?
白山:洗練されたオフィスでレベルの高い研修に参加できたことで背筋がピッと伸びるような緊張感を与えられたと思っています。中小企業ですと教育コストは真っ先に削られがちなところですが当社はそこにも力をいれていますし、入社後の早期退社も防げるのではないかという点に効果を求めたところもあります。
今回CIC tokyoでの開催でしたが、会場についても魅力を感じていただけたようですね。
白山:そうですね。会場は適当に決めてしまいがちですが、どこでやるかで満足度はかなり違ってくると思います。
ありがとうございます。今後フォローアップ研修も予定しておりますが、次回以降の研修カリキュラムに期待されることはありますか?
白山:ロジカルシンキングとかKPIといった「なんとなく知っている横文字だけど、実際使えるか」といったテーマを学ばせたいですね。実践を積んだ講師が体系立てて話してくれる。そこに価値を感じているので、来年も機会があれば参加したいと思います。
今回の研修で、飛び込みインタビューするというグループワークがありましたが、そういった他の会議室ではできないプロブラムも増えるといいですね。さまざまな企業が入っているオフィスなのでコラボレーションするような企画も期待しています。
また、受講者が中堅社員であれば部下の管理や目標設定、マネージメントといった、実は現場で教えることが難しいテーマについて、苦労話などを交えて経験者からリアルに学べるといった研修もいいですね。リーダーの育成は特に中小企業全社の課題だと思うので。
画像は代表取締役社長 白山 隆一様
たくさんのアイディアをありがとうございます。今後の企画に活かしていきます。
最後に、最終日の懇親会についてお伺いします。皆さんのご様子はいかがでしたか?
白山:当社は新人が少ないので、同年代の方と交流できたことはよかったと思います。カリキュラムの話に少し戻ると、社内外の宴会幹事をすることは新人に回ってくる仕事ですが、会合の目的や参加メンバーを考えて宴会を成功させることはとても学びが多いです。 また飲み会の席でどう立ち回るかということも教科書には書いていないけれどもビジネスシーンでは実際は大事な要素で、アンオフィシャルな時間の中からも受注につながったり、上司から貴重な話しが聞けることも多い。こういった点を教えられる研修は他にないでしょうから、カリキュラムに加えると付加価値になるかもしれません(笑)