Case study 導入事例

  • イオンモール株式会社
    DX推進部 ビジネス開発
課題
  • 外部コミュニティから新たな知見を得て、新規事業のヒントにしたい
  • 事業アイデアの実現に向けて、着実に推進できる社内文化を醸成したい
サービス採用理由
  • イオンモールの利用者且つ、新規事業開発に興味ある外部の知見を活かし、新規事業アイデアを大量に創出することができる
  • 外部の方とイオンモール社員とが、一同に介しディスカッションすることにより、新規事業開発に取り組む意義の再確認と、事業構築プロセスの理解が深まる
効果
  • 短時間にも関わらず、これまでにない完成度の新規事業計画案が8本仕上がった
  • 新規事業開発に必要なステップ・マインドを体感できた
  • 新規事業に対する前向きで肯定的な姿勢が身についた

この度はアドタグのサービスをご利用くださり有難うございます。まずは所属部門のミッションを教えてください!

大庭:「DX推進部 ビジネス開発」というチームで、イオンモールにおける将来のポートフォリオを担う新規事業の創出がミッションです。既存事業の延長だけでなく、全く新しい事業もやっていかなければなりませんので、日々新たな分野・領域の開拓に取り組んでいます。

「新たな分野・領域における新規事業の創出」というミッション達成に向けた、現状の課題は何でしょうか?

大庭:大きくは2つあります。
1つ目に、外部との連携体制。外部から新たな知見を得たり、外部パートナーとなる候補企業を獲得したりするための体制構築です。2つ目に、自社内の環境作り。社内人材が新規事業開発に必要なスキル・マインドを身につけ能力を伸ばし、組織全体で新たな事業アイデアを推進できる組織文化を創っていくことです。

外部との連携と、内部施策の両輪を回すのは、それなりの時間と労力がかかりますよね。今回、数ある選択肢の中から、当プログラムをご選択いただけた理由を教えてください。

大庭:「24時間ビジネスプラン策定プログラム®️」を活用し、社内外から参加者を集客することによって、多種多様なバックグラウンドを持つ方の「個々に持つ想いや知見」を事業計画として形にできる点に、魅力を感じました。
と言いますのも、これまでにもオープンイノベーション形式で、スタートアップから大手企業まで約100社と連携しながら新規事業のアイデア出しを行なってきました。しかし当然ながら、「それぞれの企業の思惑」があるため、あと一歩二歩踏み込んだ事業検討がしづらかったり、ピボットしづらかったりと、なかなか思うようにいかなかった経験があるからです。
ですから今回は、「会社の看板を背負って参加する形式」ではなく、あくまで「社内外の個人が参加する形式」で当プログラムを活用することにより、きっと熱量の高い・一歩二歩踏み込んだ新規事業アイデアが出せるチャンスになる!と思いました。
また、新規事業計画案が、たった24時間で複数生まれる点も大きなメリットだと感じ依頼しました。

実際に「24時間ビジネスプラン策定プログラム®」を実施してみて、いかがでしたか?ぜひ感想を教えてください。

大庭:これまでにも様々なイベントを体験してきましたが、実際に事業検討できるレベルのアイデアが、この短時間で複数生まれた点に、正直驚きです!!
今回、イオンモール社員だけでなく社外からも募集。企業単位ではなく「個人」として参加者を募りました。
すると、イベント参加者が “消費者の立場” でイオンモールに期待する想いの丈をぶつけてくれたので、「イオンモールって、もっと楽しくていいじゃん!もっと出来るじゃん!」と思えるようになりました!
当社はあらゆる資産をもっており、山ほど可能性があると思っています。だけど、社員にとってみれば日常であるがゆえ “大きな夢のあるアイデア” って、なかなか言えないんですよね。そういったことを考え語る機会もありませんし、社員同士だと、恥ずかしさもあるからかもしれません(笑)。
ですからこのイベントで、社外の人と交流しながら夢を語ったプロセスは、我々にとって、とても有益な時間だったと思っています。

当プログラムがお役に立てて良かったです!「実際に利用してみての印象」「実施効果」や、マネジメント層からのフィードバックがあれば教えてください。

大庭:「すごいイベントをやったみたいだね!」と、社内からコメントがありました!
プログラムに参加した社員を見ていても、“あらゆる知見を集結させて考えることの素晴らしさ” や、そこで出てきた想いを “否定せずに肯定的に考える” ようになり、良い変化が起こったように感じますね。

活用できる事業アイデア創出とともに、社員さんにも良い変化があったようで何よりです。もしお知り合いや他社様に今回のサービスをお勧めされるとしたら、どのようにお勧め頂けそうでしょうか?

大庭:新規事業開発に必要な検討テーマが、時間制限とともに与えられます。その時間内で ①各自で考え抜く、②新規事業経験者からフィードバックをもらう、の繰り返しをしますので、「自分と向き合い、足りないスキル・マインドに気付くことのできる」プログラムだとご紹介すると思います。

標:初対面の方々と、チームを組んで事業計画を策定していくプログラムで、時間内に形作る必要があるため ”全員が” 「自分がやるしかない!」という意気込みが湧き、全力で取り組んでいました。私としても、外部の方を巻き込んでリーダーシップを発揮するシーンに恵まれ、とてもいい体験になりました!

大庭:一連の課題をこなす過程で、もがき苦しみ、参加した自社メンバーが “これまでに見たことのないテンション!” になりながらも、実践に活かせるスキル・マインドを身につけられたと思います。これまでに遂行してきたやり方を見つめ直すというか、「問いを問い直す」といった感じでしたね。

ご満足いただけて嬉しい限りです!では最後に、今後のイオンモール様の抱負を教えてください!

大庭:「地域のプラットフォームになる!」というのが目標です。商業だけでなく、 幅広い領域や、今後待ち構えている社会課題を解決できる企業となり、地域に貢献していきたいです。“イオンモールならこういう暮らしを作れる!” といった可能性を掘り下げて、どんどんアクションしていきます!

これからのイオンモールさんのご発展、益々楽しみにしています!
今後も新規事業開発の文化を根付かせ、新規事業のPDCAを回すにあたり、お力になれる部分がありそうです。今後とも、どうぞよろしくお願い致します。

イオンモール株式会社

国内外ショッピングモールの管理・運営