「DX実践力を磨く」講座

  • 社内メンバーの危機意識が足りていない
  • DXに関わる関係者が多種多様で、どのように立ち振る舞えば良いかわからない
  • VUCAの時代、不透明な中での意思決定が難しい

といったお悩みにお応えできる研修プログラムです。
国内外企業の事例を使ったケーススタディ形式での学習により、デジタル社会に求められるリーダーの理想像を理解し、職場での実践力を体得することを目指したプログラムです。

サービス概要

この10年あまりの間に急激に進化を遂げたデジタル・テクノロジーによって、私たちを取り巻くビジネス環境は大きく変化し、それに対応するためのビジネスそのものの進化、すなわち「デジタル変革(DX)」が企業に求められています。

しかし、DXを推進しようとする日本企業のエグゼクティブから聞こえてくるのは、「デジタル対応の必要性は分かるが、顧客や社員が変わろうとしてくれない」という嘆息や悲鳴です。

確かに既存業務を継続することだけで手一杯の顧客や社員にとって、DX推進に必要なさまざまの業務の改革は、「不要不急」の「余計な手間」に見えてしまう部分もあるかもしれません。しかし、DXを推進しなければ企業の存続そのものが危ぶまれるという経営トップの危機感を正しく解釈し、組織全体を動かしてDXを推し進めていくのは、実際の現場をあずかるエグゼクティブの役割です。その意味で、エグゼクティブ層の実践し牽引する力(リーダーシップ)がこれほど必要とされている時期もありません。

本講座では、そもそも企業におけるDXの推進に必要とされる実践力(リーダーシップ)とは何かから説き起こし、デジタル技術の進化にともなって「リーダー」に求められる役割やスタイルが変化していることを確認したうえで、受講生の方々が然るべき手順を踏みながら、実践力(リーダーシップ)の本質を体得することを目指します。

また、リーダーの持つべき倫理観(Ethics)や、企業における多様性と包摂(Diversity & Inclusion)の概念とその取り組み方、変革マネジメントの実際などについてもあわせて学んでいきます。

サービス詳細

DX時代のリーダーシップの本質を理解する
多くの人にとって、「優れたリーダーシップ」という概念は長らく「豪腕・強権的」や「完全無欠」などとともに語られるものでしたが、現代のリーダーシップは、自分自身の強みや弱みを認識し、ぶれない姿勢を貫くことで周囲からの信頼を獲得することに変化してきています。120年にわたるリーダーシップに関する研究の歴史を概観するとともに、DX時代に求められる新しいリーダーシップとは何かを考えます。 [CASE] 「完全なるリーダーはいらない」
リーダーの持つべき倫理観とその原点の確認
リーダーシップの発揮のしかたは人によって異なりますが、中長期的に信頼と支持を得るために重要となる基盤、すなわち誠実さや高潔さといった「倫理観」は共通のものです。それらがどこから生まれてくるのかを、ケースを通じて学びます。また、自分にとって最適なリーダーシップのあり方を知るため、自身のこれまでの人生から大切にする価値観や信念を振り返り、ひとり一人が自分自身のリーダーシップ哲学を考えるきっかけをつくります。 [CASE] 「誠実さへの試練」
チームと他者を動かすリーダーシップ
DXの推進においては、デジタルに関するリテラシーやスキルなどの面で従来とはまったく異なる行動様式や価値観の人々が同じチームで協働する必要が生じてきます。リーダーは自ら変革を牽引するのみならず、メンバーに対しても影響力を発揮し、変化を促さなければなりません。多様性と包摂(Diversity & Inclusion)が企業に求められる中で、チームを率いて目的を達成するためのリーダーシップとマネジメントの手法について学びます。 [CASE] 「イェルプ2014 多様性と包括性の管理」
組織に変革を起こす、リーダーのレジリエンス
デジタルならではの不確実性を相手にするDXにおいては、取り組みの“失敗と方針転換”は日常茶飯事です。リーダー自身も率先して失敗から学び、これまでの成功体験を捨て去る勇気が求められますが、自身のリーダーシップに自信を持つ人ほど失敗や挫折から立ち直るのも難しいのが現実です。 強いリーダーシップを持つマネジメントが陥りやすいミスと、自分自身や組織が失敗や挫折に直面してもそれを乗り越えてゆける、「しなやかな(レジリエント)リーダー」になるためのポイントについて、実際の事例を元に考察します。 [CASE] 「グッドパッチ」(仮)
変革を進化させる、行動の決意表明
企業や組織はそのリーダーの「器」以上にはならないとよく言われます。企業や組織を変えるのも変えないのも、今そこにいるメンバーの一人ひとり、そしてそのリーダー自身の発揮するリーダーシップ如何にかかっている、と言っても過言ではありません。 これまでに学んだ自分自身(self)、他者(others)、組織(organization)に対するリーダーシップのあり方を振り返りながら、1年後に自身の所属する組織のデジタル変革を成功させるため、自分自身がありたい姿を描き、そこまでの自分自身の行動計画を立て、発表していただきます。 [CASE] なし

※学習の目的に合わせ、コンテンツを調整することも可能です。

よくある質問

Q.リアル・オンラインどちらで開催可能ですか?
A.状況によりご相談となりますが、基本的には、リアル・オンラインともに開催可能です。リアルかオンラインかによって、時間設計・使用ツール・人員体制などが変わりますので、ご提案の際にご説明いたします。
Q.土日祝日でも開催可能ですか?
A.はい可能です。日程によりますのでお早めにご相談ください。
Q.Webに掲載されているコンテンツ以外にも、リクエストにお応えいただけますか?
A.はい、もちろんカスタマイズ可能です。実施目的・参加者の都合に合わせてプログラムを設計しますので、ご相談ください。
Q.依頼してから納品まで(開催日程まで)は、どれくらいの期間が必要ですか?
A.発注のご依頼をいただいてから、最短3週間後以降の日程であれば対応可能です。意識合わせや、プログラムの事前準備のために3週間ほどいただいております。